下関市のペットクリニック

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各種予防接種vaccination

これからの健康のために
適切な「予防」が大切です

「ワクチン」と聞くと、その副反応についてご心配される方は多いと思います。
100%副反応のないワクチンというものは存在しませんが、副反応のリスクよりもワクチンによって感染症を予防するというメリットの方が大きいため、ワクチンの接種をお勧めしています。

またできるだけ動物の負担を減らすためにワクチン抗体の検査を行い、適切なワクチンの種類や接種間隔をご提案することもできます。
詳しくはご相談ください。

ワクチンの副反応について

各種ワクチンは、ごくまれに副反応を起こすことがあります。
ワクチンを接種した後は安静に過ごし、体調の変化がないかよく観察してください。

重篤な副反応はワクチン接種から数時間以内に現れることが多いため、なるべく昼過ぎまでに接種を受けていただくことをお勧めします。

万が一ワクチンの接種により副反応が出てしまった場合、まずはご連絡ください。
副反応かどうかわからなくても、気になる症状がある場合はご相談ください。
当院で接種したワクチン等により副反応が出た場合の治療費用は必要ありません。
(通常は当院で予防を行った日から3日以内に、副反応と考えられる症状が出た場合に限ります。)

夜間に体調がおかしくなってしまった場合はこちら

予防接種の種類

狂犬病予防接種

狂犬病とは?

ウィルス性でワンちゃんはもちろん、人間を含む全ての哺乳類に感染する病気です。
発症すると風邪に似た症状から始まり、やがて脳神経や筋肉が麻痺し、こん睡状態に陥って100%死に至ります。
日本では狂犬病予防法によって、生後91日以上のワンちゃんは年に1度の予防接種が義務付けられています。

接種について

狂犬病の予防注射は、公園や公民館などで一斉に行う集合接種があるほか、当院のような動物病院では1年中受け付けております。

接種時期
  • 生後91日齢より
  • 年に1度の接種が国から義務づけられている

混合ワクチン接種

混合ワクチンとは?

ワクチンで予防できる何種類もの病気を一回のお注射でまとめて予防できます。
感染力が強く、発症した際に重症化しやすい病気に対して免疫を付けるためのものです。

犬の混合ワクチンの種類

・犬ジステンパーウイルス感染症
・犬伝染性肝炎
・犬アデノウイルス2型感染症
・犬パラインフルエンザウイルス感染症
・犬パルボウイルス感染症
・犬コロナウイルス感染症
・レプトスピラ感染症

猫の混合ワクチンの種類

・猫ウイルス性鼻気管炎
・猫カリシウイルス感染症
・猫汎白血球減少症
・猫クラミジア感染症
・猫白血病ウイルス感染症
・猫エイズウイルス感染症

接種時期
  • 生後2~3ヶ月目に最初の予防接種を受ける(ペットショップで接種済みの場合もあるので要確認)
  • 期間をあけて2~3回行う
料金

  • 5種または6種(レプトスピラなし)  : 7000円
    10種(レプトスピラあり)      : 10000円

  • 3種                : 5000円
    5種                : 7000円

フィラリア予防

フィラリアとは?

蚊によって感染する病気です。10~30センチほどの細長い虫が心臓に寄生するので、発症してしまうと治療が難しい病気です。
日本は蚊が多いため、室内で暮らしていても感染しやすくなります。そのため定期的な予防が必要です。

フィラリアに感染すると以下のような症状が出ます。

  • 呼吸困難
  • 嘔吐
  • 食欲不振
  • 体重減少
  • 悪化している場合は突然死
予防法は?

食べるタイプ、垂らすタイプ、注射タイプの予防薬を使います。

(当院では注射タイプは1~2月のみ)

  • 生後2~3ヶ月より毎年
  • 蚊が発生する時期(5月~12月※地域により異なる)の1ヵ月以内から、蚊の活動終了後の1ヵ月以内まで、毎月1回の予防薬の投与が望ましい
料金(体重によって変わります)
  • 食べるタイプ
    フィラリア           : 800円~
    フィラリア・虫下し       : 1300円~
    フィラリア・ノミ・ダニ・虫下し : 2100円~
  • 背中に垂らすタイプ
    フィラリア・ノミ・虫下し    : 1400円~
  • 注射タイプ
    フィラリア           : 8500円~ (一年分)

ノミ・ダニ予防

ノミ・ダニが寄生したら?

ワンちゃんの体毛の付け根に黒いゴマのようなものがポツポツ見えたり、ワンちゃん自身が体を痒がるようであれば、ノミやダニが寄生している可能性があります。
悪化するとアレルギー性皮膚炎に移行することもあるので、定期的な予防が必要です。

また近年、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)などマダニから動物や人に感染し、死亡することもある病気が問題となっています。飼い主様の健康を守るためにも予防が重要です。

予防法は?

食べるタイプや背中に垂らすタイプの予防薬を使います。

  • 生後2~3ヶ月より
  • 1度の実施で予防効果は1~3カ月ほど(薬の種類によります)。定期的な予防が望ましい。
料金(体重によって変わります)
  • 食べるタイプ    : 1300円~
  • 背中に垂らすタイプ : 1000円~